教育活動

ゼミの指導方針


多くのゼミ生にとって大学の指導教官は最後の「担任の先生」になります。そのため、ゼミでは学生から社会人としてどう育てていくかを大事にしています。ゼミ生が卒業してから、職場の人たちと上手に人間関係をとりながら、笑顔で自分のやりたい仕事ができるよう、そんな願いを込めて指導をしています。また、ゼミでは卒業生や学校や関係機関との人たちとの交流の機会も設けて、学問だけでなく、いろいろな人との出会いからの学びも大切にしています。

追いコンの一コマ

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2014年05月26日

卒論・修論で指導したテーマ

学校カウンセリング、教育相談、生徒指導に関するテーマについて指導しています。

卒業論文のテーマ(一部)
・過剰適応な女子中学生への教師の効果的な支援-教師の関わりと心理的変容のプロセスから-
・大学生の自己志向的完全主義とレジリエンス及び抑うつとの関連
・小学校教師における非を認めない子どもへの介入プロセス
・小学生の学校の楽しさに影響を与える教師のユーモア行動に関する研究
・災害時における障害を持つ子どもの家族支援のための調査研究
・中越地震における小学校高学年の子どもの心理的変化
・子どもに関する事件に対する危機意識に関する研究
・中学生における社会的スキルと自尊感情、ソーシャルサポートおよびレジリエンスの関連-ソーシャルスキルトレーニングの実践を通して-
・体罰要因理由と過去の教師との関わり経験の関連
・担任教師の特徴と集団ソーシャルスキルトレーニングの関連について
・大切な人を亡くした子どもへの教師の支援-教師の対応上の難しさや工夫-

など

 

修士論文のテーマ(一部)
・ソーシャルスキル教育における維持・般化の手続きに関する研究
・学校危機報道の実情と教師の学校危機に対する認識
・保護者との関係に困難を感じる小・中学校担任の心理的変化
など

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日本教育心理学会での発表した際の一コマ

 

2014年05月26日

「教育心理学実践研究」での実習

教育心理学専修では、3年生の「教育心理学実践研究」の一環として、1年間、週1回の学校や施設での実習を行っています(教育実習とは別です)。それぞれのゼミの領域に応じて子どもたちへの支援について体験的な学習をしています。

小林朋子研究室では、現在、中学校の相談室や特別支援学級、適応指導教室での支援を行っています(過去には、一時保護所などでも実習を行わせていただきました)。ゼミ生たちは子どもたちとの出会いを通して、心理学の理論と具体的な支援を結びつけながら学びを深めています。

2014年05月26日

担当授業

教育学部

(学部)生徒指導、児童理解の方法、学校カウンセリング論、学校心理学、学校のリスクマネジメント、学校安全と危機管理、教育心理学実践研究Ⅰ、Ⅱ、教育心理学演習、卒業研究
(大学院)生徒発達支援概論、学校心理学の理論と方法、学校コンサルテーションの理論と実際、課題研究

全学科目

地震防災

非常勤講師

学校危機の予防と対応(放送大学)
防災と医療(静岡県立大学)*1コマのみ

 

2014年05月26日

〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836 静岡大学教育学部 小林朋子研究室