予測困難な時代を生きていく力として子どもたちのレジリエンス(精神的回復力)が注目されています。
そうした社会的要請に応えるため、今年度から静岡大学プロジェクト研究所の一つに、「子どもレジリエンス研究所」(所長 教育学部教授 小林朋子)が設置されました。
この研究所では、次の3つの柱について、研究や実践を進めていきます。
① 子どものレジリエンスに関する発達的推移および他要因との関連に関する基礎的研究
② 学校での子どものレジリエンスを育てる授業教材の開発といった実践研究
③ 保護者が病気などで逆境に置かれている子どもたちのレジリエンスを支える支援
すでに、子どものレジリエンスを育成する教育活動にについては、本学教育学部附属学校や県内の多くの学校や機関などと連携し実践を重ねており、その活動について一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会による「ジャパンレジリエンスアワード」を受賞するなど実績があります。
予測困難な時代を生きる子どもたちのために、子どもレジリエンス研究所は地域の学校と連携して、研究を進め、その成果を社会に還元していく予定です。
静岡大学プロジェクト研究所として、「子どもレジリエンス研究所」が設置されました|新着情報|静岡大学 (shizuoka.ac.jp)
静岡大学教育学部附属静岡中学校(校長 生田目治善)と 教育学部 小林朋子研究室(教授 小林朋子)は、予測困難な時代を生きていく力として子どもたちのレジリエンス(精神的回復力)を育てる教育活動を行っています。
このたび、この教育活動に対して、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会による「ジャパンレジリエンスアワード 2023」の「優秀賞」を受賞いたしました。
ジャパンレジリエンスアワードは、次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて、強靭な国づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。
また小林朋子研究室は、静岡県内を中心に教員と学生たちで様々な学校での実践を進めており、今回でアワードの受賞が5回目となりました。学校と連携し子どもたちのレジリエンスを育成する実践が高く評価されています。
静岡大学HPでの紹介
静岡大学教育学部附属静岡中学校 と 教育学部小林朋子研究室 が 「ジャパンレジリエンスアワード 2023 」で 優秀賞 を受賞しました|新着情報|静岡大学 (shizuoka.ac.jp)
静岡大学教育学部 小林朋子研究室は、法政大学 渡辺弥生教授とSPAC(静岡県舞台芸術センター)の有志メンバーとのコラボレーションによる「健康戦士コロタイジャー製作委員会」を結成し、新型コロナウィルス感染症対策動画を作成、発表しています。
このたび、この活動に対して、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会による「ジャパンレジリエンスアワード(強靭化大賞)STOP感染症大賞」の「優秀賞」を受賞いたしました。
ジャパンレジリエンスアワードは、次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて、強靭な国づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。
なお、小林朋子研究室は、教員と学生たちが子どもたちのメンタルヘルスを支える実践を進めており、今回で「ジャパンレジリエンスアワード(強靭化大賞)」を4年連続で受賞しております。
児童生徒や教職員に感染者が出た場合の対応について、メンタルヘルスも含めた資料を作成しました。ぜひご活用ください
「公開資料」-「コロナウイルスに関わる教師向け資料」にあります
休校中に子どもたちのどのような点をチェックしたらよいかとまとめた資料です。
九州産業大学窪田先生をはじめとする研究会の先生方と一緒に作成しました。
休校期間中の子どもたちの支援をどうすればよいのかとまどっている先生方、ぜひご活用ください!